甘えるのが苦手?甘え下手の心理を知って、上手にお願いする方法

みなさんは、人に甘えることができますか?

上手に「お願い」や「助けて」が言えますか?

私は、なんとなく、申し訳ないような、迷惑を掛けてしまうような、そんな気持ちになってしまいます。

今日は、そんな「甘え」について、掘り下げていきたいと思います。

人への「文句」は、自己攻撃

最近、色々なことに手を出し始め、毎日が慌ただしくなってきた私。

何とか時間を生み出すために工夫をしてきましたが、いよいよ家事が回らなくなってきました。

すると、ソファで横になっている夫や、ゲーム三昧の子供たちに対して、イライラが募ってきます。

ちょっとは手伝ってよ!!家事は私一人の仕事じゃない!!

不満がたまりきった私は、「心」と「愛」を探求する心野博士の所に、相談という名の愚痴をこぼしに行きました。

 

博士、ちょっと聞いてくださいよ!!

 
 

すごい剣幕で、どうしたんですか?

 
 

私が忙しく家事をしていても、家族の誰も手伝ってくれないんです。
たまに手伝ってくれたとしても、あんなんで、こんなんで、そんなんなんです!!!

 
 

大きな声でお話できて、相当のど飴の効果がでているようですね。

 
 

(あ!汗)
・・・そ、その節は、失礼しました。

 
 

いつもながら、すごい文句ですね。

 
 

別に私だって、好き好んで文句言ってるわけじゃないですよ!でも、ミンナあまりにも動かないから!!

 
 

だいぶご自分のことを責めているようですね。

 
 

いいえ!自分じゃなくて、家族を責めてるんです。

 
 

えぇ、えぇ。もちろん、表面的にはそうです。ただ、それ以上にあなたは、自分で自分を責めている。

 
 

はぁ?どういうことでしょう?

 
 

文句が多い人というのはですね、自分に対して厳しくて、いつも自分を攻撃している人でもあるんです。

 
 

自分を攻撃している?

 
 

だって、そうでしょう。あなた、自分がビールを飲んでダラダラしている時に、ご家族に文句をいいますか?

 
 

いいえ・・・。
(なぜ知ってる??汗)

 
 

では、あなたが文句を言うのは、どんな時ですか?

 
 

文句を言う時ですか?

 


私は、家での様子を、少し思い出してみました。
家族に対して文句を言ってしまうのは・・・。

例えば、私が忙しく働いているのに、ミンナが何もしない時。

私一人、やることに追われてバタバタしてるのに、家族は、ゴロゴロしたり、好きなことばかりやっているのを見ると、イライラが積もってきます。

さすがの私も、自分がのんびりしている時に、家族がのんびりしてるからといって、文句を言うことはありません。

1人で忙しく働いているのに、やるべき事が全然終わらなくて。あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、って。

「何で私ばっかり!!」
「私はこんなにちゃんとやっているのに、何であなた達はやらないの!!」

そんな風に、文句を言っているように思います。

 

はい。それです!

 
 

それ?・・・って、どれ?

 
 

「私はこんなにちゃんとやってているのに、何であなた達はやらないの!」です。

 
 

はぁ・・・。

 

イマイチ理解できない様子の私を見かねて、博士は、珍しく長々と説明し始めました。

「文句」の多い人は、「罪悪感」の強い人

実は、文句を言う時というのは、完璧を求めてちゃんとやろうとしているのに、思い通りにいかない時でもあるのです。

そんな時、あなたは、家族を責めているように思えます。

でも、実は、理想通りの状況を作り出せない、自分自身を責めているのです。

まぁ、一種の「罪悪感」によるものですね。

「罪悪感」とは、自分で自分を責める、重くてイヤな感情です。

人は、罪悪感がある時、自分より悪い人が必要になってきます。

あまりにもイヤな感情なので、自分以外の誰かを責めることで、自分の中にある「罪悪感」を撒き散らしてしまおうとするのです。

そうしなければ、自分が悪いということになってしまいますからね。

誰かのせいにし、人を責めることで、自分の中にある「罪悪感」を感じないようにしているのです。

でも、心の奥底で、あなたは知っています。自分が自分を責めているということを。

他の人は誤魔化せても、あなた自身の心だけは、誤魔化すことができません。

あなたが誰かを責めている時、本当は、自分自身を責めているのです。

 

まぁ、要するに、文句の多い人とは、「罪悪感」が強い人でもあるのです。

 
 

なるほど。何となく、わかるような気がします。

 

「文句」の裏にある、本当の欲求とは?

 

自分で自分を責めて、「罪悪感」感じて、それがイヤで家族を責めて・・・私、アホみたいですね。

 
 

ほっほっほ。いつもの事じゃありませんか。

 
 

私、本当はどうしたかったんでしょう?

 
 

それは、文句をひっくり返してみると、見えてきますよ。

 
 

文句をひっくり返す?

 
 

はい。

 

食器ぐらい洗ってよ!でなく、
→食器を洗って欲しかった。

使った物は片付けてよ!ではなく、
→片付けて欲しかった。

少しは手伝ってよ!ではなく、
→手伝って欲しかった。

あれやって!これやって!ではなく、
→助けて欲しかった。

 

わかりますか?文句の裏側には、あなたの、「〇〇して欲しい」という欲求があるのです。
これを、ニーズと言います。

 
 

欲求?ニーズ?

 
 

はい。あなたはですね、本当は文句を言いたい訳ではなく、ご家族に助けてもらいたかったのです。でも、言えなかった。

 
 

あっ!心のどこかで「助けて」と言ってはいけないように感じています。

 
 

それで、甘えることができなかった訳です。 我慢すれば我慢した分、「甘え」は「文句」となって口から出てくるのですよ。

 
 

本当にそうですね。もし、素直に「助けて」と言って甘えていれば、文句にはならなったんですね。

 

「甘え」を禁止した子供時代

 

私、何で、素直に甘えられないのでしょう?

 
 

そうですね。もっと詳しくお話を聞いてみないことには何とも言えませんが。一番多いのは、子供の時のご両親との関係によるものですね。

 
 

両親ですか?

 

私は、子供時代のことを思い返しました。

仕事から帰ってきた父。一緒に遊んでほしかったのに、疲れた顔をしていて、「遊ぼう」と言えなかったこと。

家事や育児に追われる母。抱っこしてほしかったのに、母の腕の中には小さな弟がいて、「抱っこ」と言えなかったこと。

幼い自分が、両親に甘えるのを我慢した日のことが、記憶の底から上がってきました。

「甘えちゃいけない」

小さな自分が、小さな心で、自分に「甘え」を禁止していたのです。

まだまだ、いくらでも甘えたいような年だったはずなのに・・・。

私は、幼い頃、自分に甘えを禁止した事を思い出しました。

「甘えたら、迷惑をかける。」

そうやって甘えることを禁止した子供は、自分に「甘え」を禁止したまま大人になります。

「甘えることは、悪いこと」

そんな風に感じ、「甘え」が出て来る度に、ダメダメと我慢して、抑え込むのです。

私は、幼い頃の自分を抱きしめてあげたいような気持ちになりました。

あぁ、だから私、素直に甘えられなかったんだ。

 

大切な人のため、「甘え」に許可を!

 

昔から、上手に甘える女子を見ると、心のどこかで「ケッ」と思っていました。それも、甘えちゃダメ、と自分に禁止していたからなんですね。

 
 

はい。自分の中にある「甘え」を許してあげると、あなたも、上手に甘えられるようになりますよ。

 
 

いや、でも、もういい歳して甘えなくても。

 
 

自分のためではないんですよ。大切な人のためにです。

 
 

大切な人のために、自分に「甘え」を許すんですか?

 
 

はい。そうです。自分に「甘え」を禁止していると、その分、他の人にも「甘え」を許すことが出来なくなってしまいます。

 
 

はぁ・・・?

 
 

「私は我慢しているのに、なんであなたは甘えるの!」と、心のどこかで感じてしまうのです。

 

確かに、その通りかもしれない・・・。

いつも、自分の心の中に「なんで、私ばっかり」という気持ちがあったことに気が付きました。

「私は甘えさせてもらってないのに、何で甘えさせてあげなきゃならないの。」

「私はやってもらってないのに、何でやってあげなきゃならないの。」

そんな「私ばっかり」という、ケチ臭い気持ちです。

もしかしたら私は、子供たちにも、本当の意味で「甘え」を許せていなかったのかもしれない、と思い、ハッとしました。

子供たちが、すでに自分でできることを「ママ、やって」と言ってきた時、私は「もうできるでしょ?」と答えていたような気がします。

確かに、自分でできるかもしれません。

でも、誰だって、やってもらいたくなる時はあるでしょう。幼い子供なら、なおさらです。

例え、それが自分でできることだとしても、やってもらうことで、愛情を確認することだってあるのではないでしょうか。

ちゃんと、自分の事は自分でできるように、という親心ではあったけど、時には、もっと甘えさせてあげても良かったのではないだろうか?

そんな事を思い、心の奥から、子供たちを大切にしようと感じました。

私が「甘えてOK」と思えると、他の人にもOKをだしてあげられるんだ。

そっかー。
自分が自分に「甘え」を許可するということは、私の大切な人たちに、「甘え」を許してあげることにもなるのか。そっかー。

 

 

私は、「甘え」をまるで悪いものかのように感じていました。「甘えるな」「甘えちゃダメ」って自分に言い聞かせて、抑え込んでいたように思います。

 
 

そうですね。そうやって抑えこみ我慢したものが、文句となって出てきていたんです。

 
 

我慢をやめると、文句も減るんですね。

 
 

はい、そうです。文句を言って、人を動かそうとすることも減ってくると思いますよ。

 
 

そっかー。

 
 

自分のためにはできなくても、大切な人ために、自分に「甘え」を許してあげませんか?

 
 

はい。許したいです!それには、どうしたらいいんですか?

 
 

素直にお願いするんです。「助けて」「手伝って」って。それだけです。

 
 

それだけって、それが難しいから、困ってるんじゃないですか!

 
 

まぁ、これまでに数々の悪行、悪態がありますからね。 最初は、ギョッとされるかもしれませんね。

 
 

ですよねぇ。できるかなぁ。なんか恥ずかしいなぁ。

 
 

自分の恥ずかしさを選ぶか、大切な人の幸せを選ぶか。
あなた次第ですよ。

 
 

そうですね。自分のためじゃなく、大切な人達のためですもんね。やってみます!

 

数日後・・・

 

博士ぇー、こんにちはー。

 
 

はい、こんにちは。その後、いかがですか?

 
 

やってみたら、簡単でした。
「お願い」「助けて」「すごーい」この3つの言葉で、動く、動く!フッフッフ(ニヤッ)

 
 

(しまった!私は、この人に、間違ったことを教えてしまったのかもしれない・・・。)
あのぅ、私はそういう事を言っている訳では・・・。

 
 

困った時には、また、人を動かすブラック心理学、教えて下さいね。
お・ね・が・い♡うふっ

 
 

ちょ、ちょっと待って・・・。話が・・・。

 
 

さよーーーならーーー!

 
 

あぁ、行ってしまいました。私は、そんな事を教えたつもりはなかったのに・・・。
ご家族に申し訳ないことをしてしまいました。
ハァ、私もまだまだ、勉強が足りませんねぇ・・・。

 

まとめ

いかがでしたか?

甘えることや頼ることを、人に迷惑をかけることのように感じ、甘えるのが苦手な方も、多いのではないでしょうか?

もしかしたら、あなたも、幼い頃、自分に「甘え」を禁止したのかもしれません。

もう十分です。ここまでよく頑張ってきました。

そろそろ「甘え」に許可を出しませんか?

あなた1人のためだけではなく、大切なあの人のためにも。

 


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