問題に隠された、自分だけの才能とは？
こんにちは。高嶋美伽です。
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私は、自己成長することで、「自分らしい生き方」や「自分だけのビジネス」を実現したい方に向けて、個人セッションや心理学セミナーを行っています。
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前回のブログで、「実は、その人が抱える問題の中にこそ、魅力や才能が隠れている」と書いたところ、お客様から、もう少し詳しく知りたいとのご質問を頂きました。
前回のブログはこちら
そこで、今回は、問題の中から、どうやって自分の才能を見つけていくのかについて、私の実体験を通してお話ししていきたいと思います。
ご興味のある方は、最後までお付き合い下さい。
相談されることの多い子供時代
私は昔から、やたらと人に相談されることの多い子供でした。
友達はもちろん、友達のカレ、年上のいとこ、美容室で隣に座った人、たまたま電車で乗り合わせた人・・・。知ってる人から、知らない人まで。
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友達同士がケンカをすると、大概の場合、その両方から相談されることになります。
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二人から別々に相談をされ、それぞれの話を聞くと、どちらにも自分の側から見た現実があり、ケンカになるだけの理由と言い分があるのです。
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話を聞いた私は、それぞれの気持ちがよく分かり、
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「そうだよね。わかるよ。ツラかったね。腹立つよね。嫌な気持ちになっちゃうよね。」
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と、共感してしまうのです。
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話すことで心が落ち着いた友達は、目に見えて表情が変わり、その笑顔に私まで嬉しくなるのでした。
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八方美人というコンプレックス
ただ、問題はその後です。
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仲直りした二人は、私が両方にいい顔をしていたと知り、「ミカって八方美人だよね」と言われてしまうのです。
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ひどい時には、私が仲間外れにされてしまうこともありました。
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八方美人なんてヤダ！！
そんなズルい人にはなりたくない！！
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そう思った私は、「いい顔をするのをやめよう」とするのですが、友達に「聞いて」と言われたら、イヤとは言えません。
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そして、話を聞くとその人の気持ちがわかり、また共感してしまうのでした。
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私は、八方美人の自分が本当にイヤで仕方ありませんでした。
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人生最初の相談者
思えば、だいぶ長い間、誰かの相談に乗るということをやってきたと思います。
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一番古い相談者は、母でした。
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母は、夫の悪口や子供の心配、小姑問題など、自分の苦労を外では話さない人でした。
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誰にも言えないグチの聞き役は、長女であった私の役目でした。
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いつもいつも母の話を聞き、表情をうかがい、うなずき、気持ちを理解しようとする。ㅤ
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そんなことを繰り返すうちに、自分のことを「母のグチのゴミ箱だ」と感じるようになっていました。
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汚ない自分
八方美人・・・
グチのゴミ箱・・・
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自分のことを、ドロドロした汚ない物のように感じていました。
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それなのに、大学生になっても、社会人になっても、私は人の話を聞いていました。
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そして相変わらず「ミカは八方美人なんだよ」と言われてしまうのです。
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（ただ、裏で言わず、直接、伝えてくれる友達に恵まれたことは、ありがたい事だったと感じています。）
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その後、心理学と出会い、「話を聞く」ということを体系的に行うよになりました。
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「人の話を聞くことで、あんなに自分を責めてきたはずなのに、私、何やってんだろう…。」
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時々、自分のやっていることにため息が出ることもありました。
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問題が才能に変わる瞬間
そんなある日、何気なく、自分が八方美人であることをコンプレックスに感じているという話をする機会がありました。
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すると、その話を聞いてくれた人は、こう言ってくれたのです。
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「八方美人で何が悪いの？
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人の気持ちがわかるのは、それだけたくさんの受け皿があるってことでしょ。
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その共感力は才能だよ。昨日今日、人の話を聞き始めた人とは、掛けた時間も回数も違うんだよ。
子供の頃から何十年も磨いてきた才能なんだよ。」
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長い間、嫌い続けてきた短所が、才能に変わった瞬間でした。
あれほどイヤだった八方美人という言葉が、急に、自分にとって大切な言葉のように感じました。
繰り返す問題の中には、ギフトが隠れてる
ありがたいことに、私は今、この共感力という才能を使ってお仕事をさせて頂いています。
散々悩み、苦しんだけれど、子供の頃から当たり前のようにやってきたことが、誰かに喜んでもらえる仕事へと繋がっていたのです。
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このように何度も繰り返す問題の中には、自分だけのギフトが隠れています。
才能があるからこそ、そのことで悩み、苦しむのです。
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繰り返す問題を抱えている方、自分の本当の才能を見つけたい方は、どうぞお気軽にご連絡下さいね。 ㅤ
自分の心を知ることで、自分だけの魅力や価値、本当の才能を見つけることができますよ。
お問い合わせは、こちらから。