コンシャスペアレンツジャパン主催
【シェファリ博士の初来日講演会】に行ってきました。
シェファリ博士は、米コロンビア大学で臨床心理学の博士号を取得。
ダライ・ラマやオプラ・ウィンフリーが大絶賛する 子育ての専門家です。
全米ベストセラー作家であり、世界トップクラスのスピーカーでもあります。
世界中のセレブたちが、子育てについて、博士の話を聞きに訪れると言います。
会場には、この講演会の推薦者でもある、池川明先生や本田健さんもいらしており、ご挨拶する事ができました♪

博士は、ユーモアを交えたお話で、笑いを起こしながら、ドンドン会場を巻き込んで行きます。
会場からは、博士の投げかけに応じて、次々と発言が飛び出します。静かに聞く日本の講演会とは異なる雰囲気です。
博士は、
「私たちは皆、子供の頃に両親から、恐れを基にしたプログラムをインプットされている」
と言います。
・未来への恐れ…
・人からどう見られるかという恐れ…
・愛されないという恐れ…
「例え国が違えども、誰もがこの様な恐れを植え付けられている」と。

たかもりくみこさんと
博士の話を聞きながら、私も子供たちに恐れをベースにした言葉を使っているな、と思い返しました。
例えば、
「勉強しないと、大きくなってから大変だよ」
とか、
「ミンナと仲良くしないと、遊んでもらえなくなっちゃうよ」
とか。ツイツイね…。
もっともらしい、これらの言葉。
なんの疑問もなく、子供たちに投げかけきた言葉。
そして、これらは、自分自身が、親から言われ続けた言葉でもある事に気が付きます。
幼い頃から、長い年月をかけて刷り込まれてきた言葉なので、自分でも気付かないような、フトした瞬間に使ってしまうのです。
また、気付いてやめようと思っても、他の言葉が出てこないのです。
自分の中に、言葉のストックがない…あぁ。。。
博士は、講演の最後に、「恐れを手放す」事が大切だと伝えてくれました。
「幸せになるのに、外からの承認は必要ない。
自分らしさを出し、批判される恐れを手放すこと。
自分で自分の価値を認め、恐れを手放すことが大切なのです。」
そうやって、自分の価値を認め、育てていくことが、子育てにも通じていくのですね。
「子育ては自分育て」
改めて、自分と向き合うことの大切さに気付くことができた講演会となりました。

このシェファリ博士を日本に呼ぼう!というプロジェクトは、主催者であるたかもりくみこさんが、4年前、本田健さんに
「シェファリ博士が大好きなんです」
と話した所から始まったそう。
「そんなに好きなら、会いに行って来なよ」
健さんのこの言葉をキッカケに、普通の(ホントか⁉︎)主婦であるくみこさんが、
アメリカに渡り、博士に会い、博士の理論を学び、講演会を開催するまでに至ったそう。
この話だけで感動する。
私が一番印象に残ったのは、そんなくみこさんの笑顔です。
くみこさんは講演中、一度も座る事なく舞台袖に立ち続け、博士のお話を聞いていました。
その表情が、嬉しそうで、楽しそうで。
好奇心にキラキラ輝く、少女のような笑顔だったのです。
シェファリ博士が好き。博士の理論を日本中に伝えたい。
くみこさんの情熱、願い、喜び、楽しさ…。
そういった想いが、ドンドン大きくなって、渦を巻いて、たくさんの人の心を動かして、巻き込んで…。
そして、今日この日を実現させたんだ、と思ったらまたもや感動していました。
会場を見渡すと、そこには500人近い聴衆の真剣な表情。そして、可愛い子供達の泣き声。
きっと、ここから日本中に、この想いが広がっていくんでしょうね。
そんな日に立ち会えた事、とてもありがたく感じました。
ああ、参加できてよかったな♪
ありがとうございました。